「稼いだお金を全部使ってしまう」
というパーキンソンの法則。
このことについて、以前記事を書きました。
では、私たちは無理して残業したお金も、
このパーキンソンの法則の通り、
すべて使ってしまうのでしょうか。
今回は、この
「残業と貯金」の関係性について
お話していきます。
ノー残業、収入こそ減るが、支出はもっと減る
残業代が少なくなると
収入が減ってしまうので、
残業代に頼っているという話もよく耳にします。
残業は収入こそ増えますが、
その代償にたくさんのものを失います。
残業があるということは、
仕事の拘束時間が長く、ストレスも溜まり、
どうしても自分の生活が疎かになります。
・食事は外食か中食
・ストレス発散でお金を使ってしまう
・疲れから体調を崩しやすくなり、
薬を服用することが増える
・自分の自由なことに使える時間が減り、
心に負担がかかる
では、残業がなかったらどうなるのでしょうか。
ストレスはかからないけど、
その分収入は減りますよね。
ストレス、時間の拘束が減りますが、
その分収入も減るので、
さすがにお金は減ると思いますよね。
それが違うのです。
自分の暮らしに時間を使える余裕がでるので、
その分お金を使わなくなります。
そうです。むしろ貯まっていくようになります。
これは、残業に限りません。
拘束時間やストレスの多い仕事をしている場合は、
同じ状況に陥るでしょう。
仕事に縛られず、自分で時間の使い方を選ぶ
私はこれがとても重要だと思っています。
極端な話、目指すものがあって自分の意志で、
仕事にかける時間を増やすのは
前向きなので、良いと思っています。
でも、日々の業務に追われてとか、
空気的に帰りにくいから・・・
で残業に時間を取られるのは、後ろ向きすぎます。
そうは言っても、
なかなか難しい問題だとは思います。
全部ガラッと変えるのは無理でも、
週に1日は自分でノー残業デーを作ってみるとか、
少しずつ環境を変えていきましょう。
残業を減らして、
自分の時間が取れるようになれば、
自分のお金と向き合える時間も増えます。
お金と向き合うことで、
蓄財をしていきたいと意識するようになれば、
自分のお金を大切に使おうと、
考えが変わってくるはずです。
自分に充てられる時間が増えれば、
そこから日々のお金に対する意識が生まれて、
無意識的にお金を使ってしまうことは
減ってくると思います。
（ただし、時間ができたことで、
パーッとお金を使って遊んでしまったら
本末転倒なので、ご注意ください(笑)）
残業が減らなければ、思い切って環境を変えるのも手
会社に勤めている人は、
なかなかいきなり残業を減らすことはできませんよね。
本当にお金を貯めたい、
本当に残業を減らしたい、
という思いがあるのなら、
転職を視野に入れておくのもよいと思います。
私自身転職を通して、
本当に働き方が変わりました。
朝から晩まで一生終わらないような仕事を
繰り返す毎日で、仕事が終わったら、
ヘトヘトでご飯を作ることもできず、
お金のことなんて
ほとんど考えたことはありませんでした。
それに比べたら今の生活は、
公私ともに充実していると感じます。
私は環境を変えて良かったと
実体験から身を持って感じることができたので、
頭の片隅にでも、
置いておいていただけると嬉しいです。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また！
