「あなたは人に期待していませんか？」
人として生きていく中で、
どうしても人と関わって
生きないといけないものなので、
切っても切れない問題と言えるでしょう。
たとえば、仕事中であれば、
ほかのメンバーに
「これはできるだろう」「ここまではできるだろう」
と勝手に期待して、思うようにならないと
「はあ」と少しがっかりしてしまうことがあります。
お金のこともそうです。
パートナーのお金使いが荒かったり、
お金に対する価値観のズレを感じると、
「ああ、このままお金貯まらないのかな…」
と勝手にネガティブ思考になってしまいます。
このどれもが、原因は
「人に期待をしている」からです。
今回は、過度に人に期待せず、
自分らしく生きるために
何をしたらよいのか
についてお話していこうと思います。
１．他人は変えられないことを理解し、行動する
私はこの1番から早速できていないので、
訓練中なのですが、(笑)
まず「他人は変えられない」と心から理解する
ということが大切だと思います。
中には、当たり前に「人には期待しない」という
思考が備わっている人も多いと思います。
人よりも、自分がどう動くかを最優先に考え、
自分が自分らしくいられる方法を考えて行動するのです。
これができている人は、精神的にとても安定しているし、
人間関係も良い意味で距離感が適切だと思います。
２．自分の都合よい考えを押し付けていると知る
相手に期待をして勝手に落胆する状態は、
「○○してあげたから」「次は○○してくれる」
などと、自分の都合よい考えを
押し付けているのだと思います。
そして、自分ばかりそう考えていても、
案外相手は何も思っていないとすれば、
自分だけ感情を動かされて馬鹿らしいですよね。
人は自分にしか興味がない生き物だと気づき、
人を変えることより、
自分が楽にいられたり、
自分らしくいられるように行動しましょう。
３．自分のことに思考を集中させる
人に期待するということは、イコール
人に依存することと同じだと思います。
人が思い通りに動いてくれなかった、
自分の欲しい言葉をくれなかった、
そのたびに、自分の心が揺さぶられてしまいます。
そして、人の頭の中は、
考えられることにキャパシティが
あると言われています。
以前別の記事でもお話した通り、
人間は1日に3万5千回も判断をしていて、
優秀な人は少しでも自分が重きを置くことに
判断する頭を使いたいので、
洋服は同じものを着るとか、
食事は同じものを食べるとか、
自分がこだわることに、
より良質なパフォーマンスを意識しているそうです。
そんな貴重な限られた思考を、
必要以上に関わらなくても良い人に使うのは、
とてももったいないと思います。
このように人に依存していると、
人について思考する時間が増えて、
これも同じようにもったいないです。
限りある思考を大切にして、
自分や自分のまわりの大切な人や
コトに思考を集中させましょう。
最後に
ここまで、「他人に期待しない方法」について
お話してきましたが、
皆さまに当てはまることはありましたか？
一番大切なことは、
人に期待する前に自分で行動することです。
それは、自分のスキルアップにもつながりますし、
自分ができるようになることが増えることで、
自分自身の成長にもつながります。
とはいっても、仕事では人に指導したり、
人に動いてもらう立場にいる人もいると思います。
少し突き放したように聞こえるかもしれませんが、
何を言っても変わらない人と、
無理に付き合って感情を
揺さぶられる必要はないのです。
そして、お金のことも同じです。
可能であれば、人に頼らず
自分で生きていけるお金を
自分でつくっておきたいですね。
（生活防衛資金として、
1年間生活できる分があればベスト）
働きには出られないとしても、
今の時代なら少しだけでも、
何かしらお金を稼ぐ方法はあります。
難しいところもありますが、
人は人、自分は自分と割り切って、
過度に人に期待せずに自分で
打開する方法を探るだけでも、
かなり生きやすくなると思います。
自分の一度きりの限りある人生、
自分や自分が大切にしたい人に集中して、
自分らしく生きていきたいですね。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また！
