手取り14万円OLの毎日

低収入でも楽しく生きる暮らしや、お金についてのあれこれ

【幸福論】本当の「幸せ」と「豊かさ」について考えてみる

 

今回は、お金との結びつきが深い

「幸せ」について

少し考えてみたいと思います。

 

皆さんにとって「幸せ」とは何を指しますか?

 

日常的なことに幸せを感じる人がいれば、

非日常的なことで幸せを感じる人もいます。

 

私の主観ですが、資産を持っている人、

お金に余裕がある人(困っていない人)は、

「日常的なことに幸せを感じる人」

だと思っています。

 

例えば、今日は晴れているとか、

きれいな花を見つけたとか。

 

他にも色々ありますが、

このような一見些細なことに思えて、

特別ではなさそうなことに幸せを感じる人は、

精神的にはもちろん、

経済的にも「豊か」な人が多いように思います。

 

『幸福論』との出会いで「幸せ」と向き合う

 

哲学書として有名な「幸福論」という本があります。

 

私は、転職をしてキャリアを手放したとき、

仕事の面での気持ちは楽になりましたが、

最初は「本当にこの選択で良かったのか」

とモヤモヤしていました。

 

お給料も下がってしまったので、

「幸せ」な人生から

遠ざかっていくような気さえしていました。

 

そこで、自分にとっての「幸せ」を考えよう

と思い立ったときに、

哲学の『幸福論』を始めて知りました。

 

「三大幸福論」と言えば、

ヒルティの『幸福論』(1891年)、

アランの『幸福論』(1925年)、

ラッセルの『幸福論』(1930年)、

一般的にこの3つの幸福論が挙げられます。

 

その中でも、ラッセルの『幸福論』の考え方に

ハッとさせられた記憶があります。

悩んでいたモヤモヤが

少し晴れたような気がしました。

 

 

ラッセルの『幸福論』で、幸せに向かって歩き始める

 

 

ラッセルの『幸福論』の考え方は、

自分の内側ばかりに目を向けるのではなく、

外界に目を向けて客観的に生きることで、

幸福は獲得できるというものです。

 

幸せを感じない理由のひとつは、

自分の内にばかり興味を向けて

主観的になっているからだと。

 

幸せになるには、

まず不幸の原因を取り除くことが大切で、

その原因は、多くの場合主観的なとらわれ、

つまり自分のことだけ

考えてしまうことにあると言います。

 

これを聞いて、まさに自分のことだと思いました。

 

自分のこと(悩みや、自分自身の考えこと)に

集中してしまうことが、本当によくあります。

 

そのときは周りが見えなくなって、

まるで自分が世界の中心であるかのように、

悲劇のヒロインであるかのように、

自分自分…と深く考え込んでしまうものです。

 

このようなときこそ、

意識的に外に目を向けることこそが、

前に進んでいくために、

自分にできることなのです。

 

『外に目を向ける』ために、具体的にできること

 

では、このように自分の悩みや問題に

集中して考え込んでしまったとき、

具体的にどのように

外に目を向けると良いのでしょうか。

 

自分にあったスタイルで良いのですが、

私は、

・外に出て散歩をする

・友人など誰かと時間を過ごす

・本を読んだり、創作活動をする

・料理をする

これらが外に目を向けられる方法です。

 

とにかく「何もしない」ではなく、

「何かする」のが大切です。

 

何もしていないと、

どんどん自分の思考に引っ張られて、

幸せとは反対の方向にいってしまいます。

 

このように、自分の思考をできる限り、

「幸せ」の方向にコントロールできたら、

きっと時間も有効に過ごせますし、

お金の面でも、

ヤケになってムダ使いをしたりせず、

安定した資産形成にもつながると思います。

 

ということで、今回は以上です。

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

それでは、また!