人は制限がありすぎると、
自由を求める生き物だと思っています。
過剰な節約貯金や、仕事のストレス、
こういったものから、人は逃れようと
「浪費」に走ってしまいやすくなります。
同時に、人は何かとこのような「反動」で生きているものです。
では、自由があれば浪費をしないのか?
それは違いますね。
自由奔放にお金を使っていれば、貯まっていきません。
「浪費」も生まれやすいでしょう。
浪費をしてしまうと、それはそれで
「貯めなくちゃ!」とストレスになって
過剰に使うことをセーブし始めます。
この極端な自分への制限が、
浪費を生んでいるのがわかりますね。
今まで浪費も、貯めることに偏りすぎる経験もしてきて、
分かったことは、<中間>にいることが、
一番貯めやすい状態ということです。
今回は、蓄財のために必要な、
この極端な行動から来る「反動」を軽減し、
中間を目指すことについてお話していきます。
自分に程よい負荷をかけると、貯まりやすい
この貯まりやすい<中間>の状態にするために、
ある程度、自分で負荷をかける必要があります。
例えば、「ずっと休みが良いな~」
なんてよく耳にしますが、
することがある休みならいいですが、
たぶん3日もすることがない休みを続ければ、
飽きて退屈になり、反動で何かを求めてしまうでしょう。
反対にダイエットとか、仕事とか、勉強とか、
目指すものがあるときは
無理をしてでも、頑張らないといけない場面もありますが、
過剰にやりすぎると反動で何かが欠けます。
お金を貯めるというのも、同じことです。
過剰に貯めることに固執したり、反対に浪費したり、
つまり、「やりすぎは厳禁」なのです。
予算を立てるとか、
ここまで貯めたら使っていい(先取り貯金)とか、
自分が楽しく取り組めるレベルの負荷を自分でかけていく。
これが、先にお話した<中間>の状態です。
(達成が極端に難しいような目標を立てるのはNG🙅🏼♂️)
そして、この<中間>の状態が
叶えてくれることは、たくさんあります。
<中間>であることは、時間的精神的な余裕を生む
以前、こちらの記事で「余白」をつくることが大切、
というお話をしました。
生きていると、特に大人になればなおさら、
さまざまなことを同時進行で
頑張らないといけなくなりますよね。
そんなときに、やりすぎず、
この<中間>であることが、
生きていくために必要な考え方だと思っています。
もちろんお金を貯める上でも、同じです。
<中間>であることで、
時間的にも精神的にも「余白」を持ちながら、
安定的に、継続してお金のことを嫌いにならずに、
向き合っていけると思います。
ただ、先ほどもお話しましたが、<中間>ではなく、
時間もお金も心も全力投球しないといけない場面は、
生きていれば、だれにでも訪れます。
そのときは、なりふり構わず全力で取り組みましょう。
このような例外はあるとしても、
やりすぎてるな~と感じたら、
少しストップして<中間>に持っていくことを、
思い出してみてください。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!