貯金を始めて約2年が経ちましたが、
節約貯金をしている中で、
「やりすぎて」失ってしまったものがあります。
大前提として、「蓄財」をすることは、
良いことがほとんどだと思っています。
自分を理解することにもつながりますし、
暮らしのお金を「見える化」することで、
無駄を省いて、シンプルに整えられます。
さらに、「余裕」が生まれて、
精神的な安定も得られますし、
将来への投資、突然の出費にも、
どんと構えていることができます。
このようなメリットが多い蓄財ですが、
一方で「やりすぎ」てしまったことで、
失ったこともあると感じています。
今回は、私が節約貯金を「やりすぎ」て、
失ってしまったものについてお話します。
皆さまにはぜひ「バランスの取れた」
蓄財に取り組んでいただきたく、
私の「やりすぎ」による、失敗談として
この記事を読んでいただければ、幸いです。
失ったもの① 新たな発見や気づき
節約貯金にドはまりしてしまったこの2年間、
「お金を貯める」ということに集中しすぎて、
「お金がかかる」新しいことを
極端に排除してしまいました。
その結果、同じような暮らしの
繰り返しで、新しい発見や気づきが
減ってしまったように思います。
手取り14万円前後の収入で、
さらに貯金をしようと思ったら、
多少の失うものはあると覚悟はしています。
ただ、お金を使って新たな場所に出向いたり、
新たな体験をするということが、
極端に減ってしまったと感じています。
少しでも貯金に回したい！と思って、
予算内に収められてもなお、
もう一声！と貯金が最優先になっている
ところがあったので、
この点は、「やりすぎたなあ」と感じます。
失ったもの② 五感が喜ぶトキメキや刺激
数年前まで浪費家だったときは、
コスメやファッションなど好きな物を
たくさん買って、幸せを味わっていました。
（そのおかげで貯金ができなかったのですが...）
このような五感が喜ぶトキメキや刺激は、
貯金や節約を始めてから
ほとんど得られなくなりました。
元々買い物が好きなのもそうですが、
お金を使って何かを買ったり、
お金を使うところに行ったり、
このようなことをしなくなったので、
「毎日を穏やかに過ごしている」
と言えば聞こえはいいですが、
「毎日がマンネリ化している」
という感覚です。
コロナ禍で外出を避けていたのもありますが、
先日久々に都会の方へ買い物に出かけたら、
キラキラしたものがたくさんあって、
5歳くらい若返ったような気がします(笑)
（このことは別の記事にしているので、
よろしければ、あわせてご覧ください↓↓）
買い物をして心が湧き立つ感覚を
味わったのは、約3年ぶりでした。
「自分の好きなことでトキメキを味わう」
というのは感覚を研ぎ澄ますためにも、
失いたくないと思っています。
失ったもの③ 物欲や新たなことを始める意欲
貯金が一番と考えると、
もちろん買い物をするということが、
減ったので、物欲も自然と減退していきました。
これに関しては、浪費家だった過去の自分
を考えるととても良い傾向だと思います。
それと同時に、
「新しいことをしよう！」
「新しいところに行ってみよう！」
という行動欲もお金のことを考えると、
減退してしまったと思っています。
先ほど紹介した失ったもの①②とも、
重なるところがありますが、
何をしようにもなるべく
お金を使わない工夫をするので、
パターンが一辺倒になってしまいます。
このような意味では、貯めるだけでなく、
予算を決めて、自分の好きなことに
「しっかりお金を使っていく」というのは、
大切なことだと実感しました。
貯金をやりすぎて、失ったものたち まとめ
ここまで、3つの
「貯金をやりすぎて失ったもの」
を紹介してきました。
私がこれまで貯金のことを考えすぎて、
失ったものは数多くありました。
貯金をするなら多少の失うものは
あるのは仕方のないことですが、
「自分が失いたくないもの」
「自分が大切にしたいもの」
「自分が何をすると幸せを感じるのか」
これを明確にしておくことが重要です。
例えば、新しいことにチャレンジすることが
幸せだと感じたり、
お金の管理をするのが、
どうしてもストレスに感じるなら、
いっそのこと先取り貯金をして、
残りは自由に使うのもアリだと思います。
大切なのは、
自分が大切にしたいところと、
蓄財のバランスです。
これが守れれば、先に紹介したような、
「失ったもの」を失うことなく、
自分の幸せとバランスを取りながら、
楽しい貯金ライフを継続していく
ことができると思います。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また！
