今回は、私の中に根強く染みついていた
お金に関するちょっと怖い考え方についてお話します。
それが、節約貯金に力を入れる中で、
家計簿にお金を使ったという事実を
記すのが怖くなって、
いつの間にか『お金を使うこと=悪』
という固定観念が強くなっていきました。
「今お金を使ってしまったら、
どこかでその分をカバーしないといけない」
そんな気持ちが自然と
生まれてくるようになりました。
「お金を使う」のが恐怖症になっていました
あれは、家計簿をつけ始めた年なので、
一昨年だったと思いますが、
とにかく貯金額を増やしたい一心で、
遊びに誘われても断ったり、
水光熱費を過剰にケチったりと、
節約至上主義になっていた頃がありました。
食費はあまり意識していませんでしたが、
娯楽費や自分で判断するその他の支出を
減らすことに躍起になっていました。
ただ、お金を使う前に必要か考えたり、
踏みとどまったりするのは、
低収入の私にとって生きていくうえで
とても重要な思考だと思っています。
行きたくない集まりには行かないとか、
本は図書館で借りるなど
公共のサービスを活用するのも、
効果的な節約術だと思います。
ただ、この考え方が度を越してしまって、
『お金を使うこと=悪』の考え方が
根強くなってしまいました。
心と身体の健康が、節約貯金の近道だと気づく
節約や貯金を長く続けるうえで、
私がもっとも必要だと思っていることが、
心と身体の健康です。
心の健康は、良好な人間関係を築くことや、
大切な人とのつながりや一緒に過ごす時間、
自分の好きなことや、新しい体験や経験
にかける時間やお金があること。
こういったことが心の健康を支えていると思います。
一方身体の健康は、広く知られていることですが、
バランスの良い食事、質の良い十分な睡眠、
適度に身体を動かすこと。
こういったことが身体の健康を支えています。
私は、この二つがどちらかでも欠けていると、
節約貯金は長く続かないと思っています。
それには、「お金を使わないぞ!」
というスタンスでいると、
どこかで無理が出てきてしまいますよね。
だからこそ、私は「お金を使うため」に
「予算」を立てる必要があって、
それを家計簿で管理していく
必要があると思っています。
『お金を使うこと=悪』
という考えでいると、
何をするにも罪悪感が出てきて、
どんどん暗い気持ちになっていました。
お金を使うことは悪ではないという大前提のもと、
お金を湯水のように使うのではなく、
適切に管理していくことで、
資産形成につながっていくのだと思います。
このことに気づけたのが、昨年出会った
『DIE WITH ZERO』という本です。
かなり有名な本なので、皆さまの中にも
読んだことがある方が多いと思います。
お金を貯めこむことだけ考えていた私に、
新しい経験や大切にしたいことには
しっかりお金を使うべきだ
と気づきを与えてくれました。
この本については、こちらの記事で
詳しく紹介していますので、
よろしければ、あわせてお読みください▽▽
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また!