私は、以前シンプルであることや、
ミニマルであることと、節約・貯金の関係性について、
それぞれには深いつながりがあるというお話をしました。
内容は、身の回りの持ち物を、
自分が把握できるくらいの量に留めることで、
自然と頭の中も整理され、
ムダな思考や、それを考える時間が減り、
好きなこと/大切なことに思考と時間を使える。
さらに、身の回りに余計なモノを増やさない
という意識や行動が出てくるので、
ムダなお金を使うことが少なくなり、
自然と節約貯金につながると考えている。
ざっくりこのようなメリットを記事の中でお話していました。
そして、今回お話したいのは、
この「シンプル」や「ミニマル」であることに、
過剰に執着しすぎると、
かえって自分を苦しめることになるということです。
「シンプル」「ミニマル」の違いと共通点、特徴
まず、「シンプル」と「ミニマル」という
言葉の違いを調べていきます。
ネットで検索してみると、
シンプルとは、「要素」をできるだけ
簡素化し単純にしたイメージ。
ミニマルは、不必要な要素を排除することで、
ある要素を際立たせること。
「要素」の「量」を減らすイメージだそうです。
んー。わかったような、わからないような。
ただ、「不要なものは排除して考える」という
共通点はあるように思えます。
では、これを排除していくというのが
基本的な考え方になりますが、
例えばモノで考えれば「断捨離」がその方法になりますね。
この「断捨離」という作業、やり始めると、
どんどんハマって止められなくなってくることに
少し目を向けて考えていきたいと思います。
そして、やりすぎた結果、
「自分はミニマリスト/シンプリストだから、
これは買ってはいけない。」とか、
「これ以上持ってはいけない。」と、
不便に感じてもそれであることに、
自分で自分を苦しめている方をよく見かけます。
ここまでくると完全に「やりすぎ」の状態ですね。
そして、さまざまなところで、
「ミニマリストやめました」
の文字や「ご報告」を見ることになります。
「シンプル」「ミニマル」もバランスが重要
私はこういった「ミニマル」「シンプル」の
考え方には肯定的な考えを持っていて、
普段はこの考え方のもと、行動しています。
でも、自分はミニマリストではないですし、
シンプリストとも違う気がします。
二人暮らしなので、共用のスペースやモノがありますし、
私が不要だと思っているものも、
相手にとっては必要だったり、
それがあることで落ち着くこともあると思います。
そういった意味では、別の人間なので、
自分の考え方にだけ沿って行動して、
環境を変えることは相手にとって、
迷惑になる可能性だってあります。
「ミニマリスト」と自分に肩書?を付けてしまうと、
それが、自分に負担をかけることになるからです。
たまにミニマル/シンプルであり、
たまに必要のないモノを持っているかもしれない。
でも、そのときどきで、
どっちつかずでもいいと思うようになりました。
いろんな自分を楽しんで、
自分で「こうでないといけない」と
自分自身を縛ることなく、
フラットに豊かに暮らしていくのが、
今の自分の目標でもありますね。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!