手取り14万円OLの毎日

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【老後にお金は残る】「老後2,000万円問題」は考えすぎ?

 

前回記事にした、「しゅうへい」さん著

「お金の不安ゼロ化メソッド」から、

今回も面白い発見がありましたので、

そのお話をしていきたいと思います。

 

皆さまも「老後2,000万円問題」

聞いたことがあると思います。

 

老後2,000万円問題とは、

金融庁の金融審議会、

「市場ワーキング・グループ」による

「老後20~30 年間で

約1,300 万円~2,000 万円が不足する」

という試算を発端に物議を醸した、

「いかに老後の資金を形成するか」

めぐる問題のことを言います。

大和証券公式ホームページより)

 

アメリカの従業員給付研究所の調査によると、

資産が多い人々※基準は本に書かれています

では、退職後20年後の死亡するまでに

使った金額は、資産の11.8%。

資産が少ない人々でも、退職後の18年間で、

資産の25%しか使えていないそうです。

(※日本の調査ではないことが少し引っ掛かりますが…)

 

貯金は「何かあったとき」の備えで、

蓄えている方が多いと思います。

ただ、このようにほとんど

使い切れないことを考えると、

過剰に心配しすぎず、

今のうちからやりたいことに

お金を使うということも

優先するのも良いかもしれません。

 

「今」しかできないことに、お金を使う

 

老後にゆっくりと旅行をしたい。とか、

若いときにできなかったことを、

老後にすべてかなえようという愚策は

絶対に避けましょうと本書では書かれています。

 

例えば、旅行でいえば、30代でする旅行と、

70代でする旅行は、まったく楽しみ方が変わります。

(体力的にも変化がでてきます)

 

もちろん、金銭的余裕がない

(=半年間生活できる生活防衛資金もない)

というのに、今旅行をしてしまえ!というのは、

度が過ぎた話ではあります。

 

老後のために、老後のために、

と具体的な目標もなく過剰に

貯金に意識を向けるのではなく、

「今この時にしかできないこと」をするのも、

優先してほしいと、この本には書かれています。

 

この内容を読んで、

改めて自分の視野の狭さに

気づかされたような気がします。

 

ここ2年間の私は、転職をしたことで、

給与が半分以下になったことで、

「貯金をしなきゃ!」という危機感から

過剰に反応して、色々なことを犠牲にして

しまっていたのだと思います。

 

「今のチャンス」にお金を使うことを考えるのも

非常に大切だと気づくことができました。

 

死ぬまでに「資産を使い切らない」理由

 

先に紹介したアメリカの従業員給付研究所調査の、

「死ぬまでに資産を使い切らない」

というデータを見て、

その理由として考えたのは、

「もし自分に子供がいたなら、

使わずに残してあげることも考えるかなー」

ということです。

 

私は独身ですし、根拠もないので、

あくまで想像ですが、

ほとんどが死ぬまでに資産を使い切らないその理由は、

子供や親族に相続するために

残している人が多いのかもしれません。

いわゆる未来への投資ですね。

 

とはいえ、自分が蓄えてきたお金を使うことを

この「老後2,000万円問題」のせいで、

ほとんど諦めてしまっているのであれば、

 

老後の心配はほどほどにして、

今しかできない楽しみやチャレンジにも、

目を向けてみませんか🎵

 

「老後2,000万円問題」が浮かんだら、

「老後はお金が余る」ことを思い出しましょう!

 

ということで、今回は以上です。

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

それでは、また!