貯金や節約、資産形成は、
『自分と向き合うことの繰り返し』
だと思います。
「なぜ自分は蓄財をしたいのか」
これは、自分自身にしか分かりませんし、
もちろん誰も教えてくれません。
でも、資産形成をしていく中で、
どんなハウツーよりも一番大切なのが、
ここの部分だと思うんです。
たくさん学んで、多くの
「資産を増やすツール」が手に入っても、
自分が資産形成をする理由や、
自分に合った蓄財スタイルを知らなければ、
まったく上手くいかず、
挫折してしまう可能性もあります。
今回は、「自分と向き合うこと」と、
「資産形成」がとても強い結びつきを持つ
ということをお話していきたいと思います。
１．まずは『自己対話』で自分を知ろう
「自分がなぜ資産形成をしたいのか」
本当の意味で、自分を理解している人は、
案外少ないと思います。
そして、私もまだまだ「向き合い途中」なのです。
『〇〇を買うために』とか、
『〇〇のために』という、
「お金を貯めるための」短期的な目標。
これも、貯金をするうえでは
大きなモチベーションになるので、
必ず明確にしておくべきだと思っています。
こちらの記事でお話しています。↓↓
ただ、今回お話している、
「なぜ自分が資産形成をするのか」
というのは、これより深いところにあります。
たとえば、
「自分はどんな生き方をしたいのか」
「自分が好む暮らし方とはどんなものか」
「自分は何が好きで、何が嫌い（やりたくない）か」
「自分は何が得意で、何が苦手か」
このような自分との「自己対話」を
重ねることで、
「自分がどうして資産形成をしたいのか」
「自分にあった蓄財スタイルはどんなものなのか」
が理解できてくるのだと思います。
これが理解できてくると、
自分に合った方法で、楽しく、
効率よく、かつ継続した資産形成が進んで、
大きな結果が実るのだと思います。
２．『自己対話』こんな方法がおすすめ
「自己対話」と言っても、
何をしたらよいのでしょうか？
悩み事も同じような解決方法ですが、
頭の中でぐるぐる考えるよりも、
自分に質問のQ＆Aを書いていくのが、
最もおすすめです。
ひたすら自分に、上記のような
質問を問いかけます。
たとえば私が、
「自分はどんな生き方をしたいのか」
「自分が好む暮らし方とはどんなものか」
という問いかけをした場合は、こうなりました。
①キャリアアップや偉くなることよりも、
素朴でも、自由な時間が多く取れる暮らし
②新しい『物』には興味がないので、
新しい『経験』をするのに、お金のことで諦めたりせず、
思い付きでチャレンジできる余裕がある暮らし
③少しの友人など大切な人に思い立った時に会えるくらいの、
時間的・金銭的な余裕のある暮らし
④2～3か月に1回、宿泊を伴う1泊2日の旅行に行ける余裕のある暮らし
⑤好きなフルーツも我慢せずに買える、余裕のある暮らし
これを、私は『豊かな暮らし』と定義しています。
そして、このような生き方・暮らし方を
目指すために貯金や投資、資産形成をしています。
このブログにも書いている、自分のモットー
「低収入でも、豊かに暮らす」
というのは、このような思いから生まれています。
「もっとお給料のよいところで、
働けば早く貯まるじゃん！」
ということを考えるときもありますが、
そのようなときに、さきほどの
自分が大切にしている考え方に立ち返ります。
以前勤めていたような正社員の仕事で、
時間的な拘束や、ストレスを考えると、
大切にしたいことが崩れてしまいます。
自分のことを知っているのは自分ですし、
自分のことを大切にできるのも、
本当の意味では自分一人だと思います。
「ここは譲れないぞ」というところを、
明確にしておく意味でも、「自己対話」は
とても大きな意味があることだと思います。
３．「自己対話」で自分の変化に気づく
環境が変わったり、年齢を重ねていくと、
なんだか昔の自分とは別人のような
考え方や金銭感覚を持っていることがあります。
価値観や思考は同じ一人の自分でも、
どんどん変わっていってしまいます。
そのためにも、「自己対話」を
繰り返し行うことで、
自分の考え方の整理をしていきます。
これをすることで、今の自分が求めている
生き方や暮らし、目指す姿が見えて、
資産形成のスタイルも見直すことができます。
必要があれば、軌道修正もできますね。
今の時点では、自分は
「地方在住の契約社員のOL（独身）」ですが、
1年後にはまったく違う
自分になっているかもしれません。
どんなときでも、「自己対話」をすることで、
本当の自分を見失わずに生きることができます。
資産形成もそのたびに調整していけばいいのです。
一番やってはいけないのは、
自分に合わないスタイルで資産形成をすることです。
自分としっかり向き合って、
自分を鼓舞しながら、
自分らしい資産形成を、
前向きに頑張っていきましょう♪
ということで、今回は以上です。
この記事が皆さまにとって、
何か新しい気づきとなれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また！
