手取り14万円OLの毎日

低収入でも楽しく生きる暮らしや、お金についてのあれこれ

SNSで話題沸騰『年収200万円で豊かに暮らす』を読んで

 

SNSなどで超話題になっている節約系ムック本、

『年収200万円で豊かに暮らす』(宝島社)を読みましたので、

今回は、その感想等々を書いていきたいと思います。

 

『年収200万円で豊かに暮らす』の概要

 
この本は、年収200万円でも節約をしながら、
快適で自分らしい暮らしをしていくための方法が書かれた本です。
日々工夫を重ねて「豊かな暮らし」で支持を集めている漫画家や
インスタグラマーの方々の、様々な節約のアイデアが掲載されています。
 
一通り読んだ感想は、
①「この人たちは年収200万円なのか?(いや、確実にもっとある)」
私もだいたい年収200万円かそれに満たないくらいですが、
ここでアイデアを紹介する人たちは、生活スタイルが豊か過ぎて、
節約家ではあると思いますが、リアリティは感じられませんでした。
 
②「節約術は新しい発見もあったけど、小ネタの詰め合わせ感...」
この本は年収200万円で暮らして、そもそもなにが「豊か」なのか、
どの基準で言っているのかなどが、はっきりしていませんでした。
「人気節約家の節約ライフハック集」←タイトルはこうなりますね。
 
③「本としては画像がたくさん埋め込まれているので、読みやすい」
お値段の割には書かれているボリュームが多かった気がします。
具体的な節約法が詰め込まれているので、楽しく読めました。
 

「家系再生コンサルタント」の横山光昭さんの言葉

この本は、「家系再生コンサルタント」の

横山光昭さんが監修しているのですが、

冒頭数ページにはこの方の節約生活に対する考え方が掲載されていて、

とても興味深く読ませていただきました。

 

その中でも「ズボラさんでも成功する節約のコツ」という5箇条が、

節約を「がんばりすぎない」で続けるために本当に必要なことだと

身をもって感じて共感できたので、ここで共有したいと思います。

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①ざっくり支出を記録

②完璧主義を捨てる

③自分に合う節約術を見つける

④目標設定は低いところから

⑤自分なりの価値観を持つ

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どれも、節約を頑張るぞ!!と意気込むと

ついやりすぎてオーバーヒートして続かないという

「節約あるある」を解消してくれるコツだと思います。

 

節約の仕方は人それぞれで、目指すところも違います。

自分が自分らしくいられる、節約方法で貯金ができたら、

それはきっと「豊かな暮らし」になるのだと思います。

 

「年収200万円で豊かに暮らす」を読んで まとめ

「明らかに年収200万円ではない人の生活で、リアリティがない」
「豊かとはいったい何なのかが明確ではない」
といった現実を突きつけられた部分はありましたが、
全体的には楽しく読んで学ぶことができる本だったと思います。
 
この本を読んでよかったと感じるところは、
「我慢ばかりせず、節約を通して楽しく暮らす」ことを
目的にしているところです。
 
節約は辛くてしんどいことだと思いがちですが、
メリハリをつけた節約を続けて、自分らしく楽しく暮らすこと。
これが、本著で語られる「豊かに暮らす」ということなのかもしれません。
 
ぜひ、興味がある方は一度手に取って読んでみてください。
※書店などでは、軒並み完売しているので、私はネットで購入しました。

 
 
今回は、以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!