怒ったときこそ、呼吸を意識してゆっくり話す。
忙しいときこそ、あえてゆっくり動く。
明日の朝急がないために、前日に準備しておく。
怒ったり、急いだり、焦ったりすることは、
自分の感情や、体力、お金を浪費します。
それをスリルがあって楽しい!と思えるなら
話は別かもしれませんが、
なるべく、自分の大切な感情や体力、お金を、
ムダ使いしたくないですよね。
今回は、「整う力」ちょっとしたことだけど
効果的な78の習慣 著:小林 弘幸
という本を読んで学んだ、
常に「ゆっくり」を意識すること
の大切さについて、
お話していきたいと思います。
1.怒っているときこそ、「ゆっくり」話す
一つ目は、「怒り」の感情についてです。
筆者は外科医という間違いが許されない職場で、
後輩の指導をするときについカッとなって
感情任せに怒ってしまうことがあったそうです。
お分かりの通り、感情任せに怒ることは
相手を驚かせてしまい肝心な指導内容が
頭の中に残りにくくなってしまいます。
怒っているときこそ、「ゆっくり」優しく
丁寧に話すことを意識するだけで
効果的に相手に伝わりやすくなります。
こう考えると、感情任せに怒ることは自分も、
そして相手も疲弊させてしまう、
なんともエネルギーのムダ使いなんですね。
2.忙しいときこそ、「ゆっくり」動く
朝の出発前にバタバタセカセカ、
職場の忙しさからバタバタセカセカ。
私自身、とてもせっかちで、
忙しいときは特に走り回ってしまうくらい、
ゆっくりとは無縁の性格をしています。
ただ、バタバタセカセカしているときの
自分の感情や自律神経は乱れまくっていますし、
集中力も散漫になってしまうので、
どうしてもミスや漏れが出やすくなります。
そしてこれをカバーするために、
さらに忙しくなってしまうわけです。
そんな忙しいときこそ、一呼吸おくのです。
「ゆっくり」を意識して、
焦らず急がず、落ち着くことを意識します。
これがなかなか難しいんですよね。
いざ忙しい場面になったらどうしても
バタバタセカセカしてしまうので、
とにかく一呼吸おくことだけでも、
意識していきたいと思います。
3.明日の朝急がないために、前日に準備しておく
これは、唯一私が実践できていて、
毎日昨日の自分に感謝していることです。(笑)
朝の出発前はどうしてもバタバタしますよね。
以前、別の記事で自律神経を整えるために、
「30分前に起きる」ということをお話しました。
これも大切なことですが、
準備の面で言えば、前日にできることは
準備しておくと、翌朝のバタバタセカセカ、
ひいてはイライラを防ぐことにつながるでしょう。
朝にバタバタしてしまうのは、
「忘れ物」をしてしまうことにつながります。
出先でハッと忘れたことに気づいて、
そこで無駄なお金を使ってしまう
ということもあるでしょう。
これは典型的なムダ使いですので、
なんとか防ぎたいところですね。
それ以外にも、明日のスケジュールや、やることを
をざっと洗い出しておくのも良いでしょう。
大切な約束や用事を忘れて、さらにバタバタしたり、
感情が動くとさらに疲れてしまうので、
出発前に「ゆっくり」できるように、
前日にしっかり準備をしておきたいですね。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また!