今回は、前回の記事で紹介した本、
「整う力」ちょっとしたことだけど
効果的な78の習慣 著:小林 弘幸
から学んだとても大切な考え方についてのお話です。
例えば満員電車に乗っていてイライラして疲れたり、
人の無神経な言動や行動に腹が立ったり、
日常生活の中にはこういったことがよく起こります。
ただ、自分がどんなに努力しても
満員電車はなくらないでしょうし、
人の言動や行動を自分の思い通りに
変えることは難しいでしょう。
変えられない過去に捉われることも同じですね。
著者はこのような
「自分の思い通りに変えることは難しいこと」を
「自分ではコントロールができないこと」
としていて、
そのようなことに自分の気力体力お金を使うのではなく、
「自分でコントロールできること」に集中して
気力体力時間やお金を使うべきだとしています。
具体的にいえば、
・満員電車は貴重な自分時間と思って、
できる限りの自分の好きなことをする
・自分で学んで知識をつける
・誰かに合わせて、ではなく自分の考えで行動する
・自分で知識を身につけて資産形成をする
(行きたくない飲み会は断る勇気を持つなど)
こういったことが当てはまると思います。
この内容を読んだとき、
他の本でも読んだことがあるなあ…
と思って調べてみると、
「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著にも、
このコントロールできる部分に集中する
という内容が書かれていました。
コントロールできる部分、できない部分を区別する
7つの習慣では、
① 直接コントロールできる問題▶
自分の行動と関係している問題
②間接的にコントロールできる、あるいは影響できる問題▶
他人の行動と関係している問題
③ 全くコントロールできない問題▶
過去の出来事など誰も影響できない問題
③全くコントロールできない問題▶
自分の態度を変える必要がある と書かれています。
たとえそれを気に入らなくても、
コントロールできない状況、状態に対して、
笑顔をつくり、穏やかな気持ちで
それを受け入れることが必要だと言います。
さすがに笑顔で受け入れるのは難しいと思いますが、
この「整う力」という本には、
「流すこと」も大切だと書かれています。
「受け流す」のも、自分を整える大事な方法
「受け流す」
私はこれが超がつくほど苦手なんですよね…
人の言ったことを
全部真に受けてしまったり、
仕事のときも言われたことや
指示されたことを全部100%で行動してしまいます。
この性格がとにかく疲れますし、
上手く受け流すことができる人を見ると、
いつもうらやましいな~と思ってしまいます。
この本には、「流す」ことで自分の大切な
気力体力お金などを自衛することができるので、
とても大事なスキルだと書かれています。
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『自分がコントロールできることにだけ集中する』
『受け流す力をつける』
この2つの大きな気づきを身につけることで、
自分の大切なことに気力体力時間お金
を使えるようにしていきたいと思います。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また!