突然ですが、あなたが一足の靴を
買ったとしましょう。
あなたがその靴を買うまでには
どんなストーリーやドラマが
考えられるでしょうか。
これは私が実際に体験した
靴を買ったときのエピソードです。
私はとても大切な友人の結婚式に招待されて、
お呼ばれ用の新しいワンピースに
合う靴を探していました。
色々な店舗を回って探していると、
ある店員さんからデザインも大事だけれど、
結婚式で履くなら、機能性も大事だと
長時間履いていても疲れない靴
を紹介してもらいました。
少し値段は高かったけれど、
機能性の面でも長く使えそうな商品で、
店員さんが親身になって対応してくれたことや、
お気に入りの靴で友人のお祝いを
したいという理由で購入を決めました。
ここまで長くなかったとしても、
大切なお金を使って、モノを買うのには、
買い物には一つ一つの物語があるものです。
反対に言えば、
特にストーリーもなく何かを買うなどして、
お金を使っているのなら、
「ムダ使い」が発生する危険性が高まります。
お金を使ったモノのストーリーを思い出せれば◎
では、ムダ使いと良いお金の使い方の違い
は何なのか考えてみましょう。
これはずっと思っていることですが、
「自分が心から納得できるお金を出して
得られたコトやモノかどうか」だと思っています。
心から納得できるお金の使い方には、
必ず購入に至るまでのストーリー
があると思います。
どのように感情を動かされたのか、
どのような思いがあって購入を決めたのか。
じゃあ例えば小さな玉ねぎ1個を買うのに、
ストーリーなんてあるわけないよねと言われたら、
間違いなく私はどんなモノにも
お金を使うならそれ相応の物語は
「ある」と答えます。
特売日の玉ねぎが売り場に並んでいて、
目に留まったときに買おうかどうしようか
悩んでいるときに考えていることがあると思います。
「これで今日は子供が笑顔になるカレーを作ろう。」
「玉ねぎは血液サラサラになるって言うよな~。
そういえば、最近健康に気を遣ってなかったし、
今日は玉ねぎサラダにしよう。」 などなど。
購入に至ったストーリーを
パッと思い出せるようであれば、
それはムダ使いではなく、
立派な理由を持ったお金の使い方になるでしょう。
反対に、無意識的に買ってしまったモノを見ても、
ストーリーが思い出せないことでしょう。
この方法は、ムダ使いかそうではないかの
とてもわかりやすい判断方法だと思って、
いつもレシートを見ながら思い出しています。
お金は金額以上の価値を生み出せるツール
お金は必要なモノとの交換ツールです。
ただ、お金の価値はそれだけでしょうか。
私は、お金はその金額以上に
満足度も、充実感も生み出してくれる
万能なツールだと思っています。
お金をただの交換アイテムだと思わずに、
自分を満足させてくれる貴重な存在で、
それを確かめる方法が
「ストーリーを持つこと」だと思っています。
自分を満足させてくれるお金の使い方には、
必ずストーリーがあります。
ぜひ、お金を使ったときに
それを思い出してみてください。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また!