先日、こちらの記事で、
旅行から帰ってずっと調子が悪い…
ということをお話したのもあり、
今回は、貯金をするにも医療費をかけないために、
身体が資本!ということで、
私がずっと悩んでいた、
健康診断には表れない
「なんとなく調子が悪い」という
体調の原因についてお話します。
健康診断の数値では、貧血の値は出ていないのに、
日中フラフラしたり、目の前にモヤがかかったり、
疲れが出やすかったり…というのが
私の「なんとなく調子が悪い」の具体的な症状です。
私が周りに聞く限りでも、
特に女性は同じような症状で
悩んでいる方は多いように感じます。
それが、ある本との出会いをきっかけに、
不調解消の糸口が見えたようで
救われたような気がするので、
この場を借りて皆さまに共有したいと思います。
その本とは、
『おとな女子はいつもなんだか調子が悪い』
倉橋麻央 著 です。
「なんとなく不調」なのは、低血糖の可能性あり?
結論、健康診断で何も問題ないのに、
日頃何となく体調が悪いのは、
「低血糖」が原因の可能性を探ってみるのも
一つの手だと書かれています。
「血糖値は、正常の値なんだけど!」
そう思われる方も多いと思いますし、
まさに私も正常範囲内で
健康診断では全く問題なしです。
ただ、低血糖かどうかは、
血糖値だけを見ても決めきれないそうです。
血糖値が正常だとしても、もう一つ
参考にすべき指標は「中性脂肪値」です。
中性脂肪は、内臓脂肪や皮下脂肪などと呼ばれる、
体内の脂肪(一般的には体脂肪と呼ぶ)を指しており、
私たちが普段活動をするために、
エネルギーの貯蓄としてある程度必要なものです。
前提として、この本は西洋医学とは異なる
「分子栄養学」の観点から書かれており、
西洋医学の考えに基づく一般的な健康診断では
この「中性脂肪値」の正常範囲は
(重大な病気にはならないとされる値の範囲)
30~149mg/dlとされています。
ただ、この分子栄養学の観点から言えば、
正常な健康値は70〜100mg/dlで、
100mg/dlはあるのが望ましいそうです。
この数値が低いと、
食べ物がお腹からなくなった空腹時など、
エネルギーのストック(脂肪)がないため、
エネルギー不足になり低血糖を起こして
フラフラしたり、やる気が出なくなったりするそうです。
これが一日の中で何度も起きることで、
何となく体調が悪い状態に
なっていることが多いみたいですね。
他にも、眠りが浅く何度も起きてしまったり、
睡眠時間は確保できていても
なんだか疲れが取れていなかったり、
これも睡眠中の低血糖が原因の一つにあるそうです。
この本を読んでいて、症状がそのまま
自分に当てはまることだったので、
とても驚きましたし、目から鱗な情報でした。
「低血糖」を防ぐ対策とは?すぐにできること
「低血糖かなー?」と思ったらするべき、
具体的な「低血糖」の対策についてお話します。
それが、就寝前1時間前~30分前に
ティースプーン一杯の
はちみつを食べることです。
このたった少しのはちみつ(補食)が
もたらす効果が大きいと書かれています。
具体的には、
①睡眠中の低血糖を防ぐことで
睡眠の質が上がり、朝スッキリと起きれるようになる。
②午前中から脳と身体を動かすために必要な
エネルギーとなる朝食を食べる食欲も出てくる。
③朝食をとることで昼食までの低血糖が防げるのと、
昼食時後の低血糖の乱高下も防げる。
まとめ
☕「なんとなく不調である」という状態の
原因として考えられるのが「低血糖」
☕見るべきは血糖値の値だけではなく、
「中性脂肪」の値で、
70〜100mg/dlの健康値を下回っていたら、
低血糖である可能性を考えよう
☕低血糖の対策は就寝前30分~1時間前に
ティースプーン1杯のはちみつを食べること。
低血糖になる時間を少しでも減らすことが、
「なんとなく不調」の解消につながる
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、また!