今回も前回に引き続き、『年収200万円で豊かな暮らし』(宝島社)
の中から興味深かった内容について記事にしたいと思います。
自分が何にお金をかければ満足するかを認識
節約術と検索すれば、たくさんの情報を得ることができます。
でも、「その節約術は果たして自分に合っているのか」
この本を読んで、改めて自分と向き合うことにしました。
例えば、水道光熱費を節約している人がいたら、
反対に健康状態を損なうため、そこは節約しない人がいたり、
ポイ活をしている人がいる一方で、
費やした時間に対して効果が薄いと感じてやらない人がいたり。
自分にあった節約術を選ぶために必要なのは、
「自分は何にお金を使いたくて、何なら節約できるのか」
というお金に対する自分だけの価値観を理解することだと言います。
当たり前なようで、手あたり次第節約術を試しているという方は
意外と多いのではないでしょうか。
私自身もそうです。本やネットなどで節約術を学ぶ機会が多いので、
いいなと思ったらとりあえず試すのが癖になっていました。
まずは、その節約術が自分の価値観に合っているのか、
それを試すことで生活にストレスが生じないかを考える必要がありました。
私の場合、「友人や同居人と過ごす時間や経験」にお金をかけるのが、
一番豊かだと感じるので、自分の収入に対しては少し多めに、
月3万円を娯楽費の予算に充てています。
その分、服装品・美容には予算を取っていません。
美容院は半年に1回程度ですし、衣服も靴下とか、
必要最低限のものを数か月に1回程度しか購入しないので、
生活必需な「日用品費」の中に含められる程度です。
何から何まで切り詰めるだけの生活はストレスが溜まるだけです。
何のために働いているのか、生きているのかわからなくなります。
貯金という耐久レースに勝つためには、
自分だけの「お金の価値観」=何にお金を使って、何に使わないのか
これを明確にしたうえで、
判断軸を持った節約術を実践することが欠かせません。
その人にはその人の価値観があるのと同じように、
自分には自分だけのお金の価値観があります。
節約・貯金の目標を達成するには、
まずは自分の考え方と向き合ってみるのが
必要かもしれませんね。
それでは、今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!